2011年10月10日月曜日

三波千恵 / chie SANNAMI

名古屋大学で心理学を学んでいた三波は、画家を取材した体験から絵画に関心を抱くようになり、愛知芸大に進んでいます。生きる事と制作する事との僅かな距離の狭間で「まだ戸惑いを感じている」という彼女は、そのささやかな緊張感を自ら観察するように、“描く契機”についての考察を重ねています。今回は末広商店街の喫茶店を取材し、店内の様々な細部から感じ取った印象を数多くの小さな絵画に描き出し、再び店内にレイアウトする展示に取り組んでいます。
(I・H)


三波 千恵

1980  大阪府生まれ
2010  愛知県立芸術大学大学院美術研究科 油画・版画領域 修了

2009  版画・期待する新人作家発掘展(ギャラリーA・C・S/名古屋)
2009  「版画/視座/作家たち」 [’10] (ギャルリプチボワ/大阪)
2009  INDIRECT’09 [’10] (ギャラリーAPA/名古屋)
2009  第8回熊谷守一大賞展 (アートピア付知交芸プラザ/岐阜)
2010  ART AWARD TOKYO 丸の内2010 (行幸地下ギャラリー/東京)
2010  個展「あき地」 (ギャラリー芽楽/愛知)
2011  トーキョーワンダーウォール2011(東京都現代美術館/東京)






Untitled: 2011 キャンバスに油彩など 180×140
コップとタイル: 2011 キャンバスに油彩 530×530
青いストロークとピンクのコップ: 2011 キャンバスに油彩・鉛筆 910×727 
洗濯バサミ・安全ピン: 2011 キャンバスに油彩など 273×190




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