2011年10月20日木曜日

谷 薫る / kaoru TANI

愛知県立芸術大学修士課程で彫刻を学ぶ。「パワーとスピード」を重視しながら、自分と他者との関係を意識して制作を行う。他者とは、他人であり、人間以外の事物も含まれる。人は自分の視点でしか他者を見ることができず、他人もその人の視点からでしか物事を見ることができない。こうした自己と他者との関係性において、「他」を強く意識した作品を制作する。今回展示する作品は、人体がモチーフである。谷にとって人体とは「とっても彫刻的なもの」であり、作品からは「他」への意識とともに、力強さと疾走感が伝わってくるようである。
(M・M)


谷薫る プロフィール

1981 愛知県生まれ
2008 愛知県立芸術大学大学院 修了

2008 二人展(galerie weissraum / 京都)
2010 the NEWSPAPERS exhibition at IKUMASA HOUSE(愛知県立芸術大学 / 愛知)
2010 小旅行2010(瀬戸末広商店街 / 愛知)




上から
space colony:2008 FRP、五条川の{水_、砂利、生き物} インスタレーション
untitled:2008 レンガ、培養土 インスタレーション
芸術の山:2007 羊毛、杖、切り株、焚き火の跡 インスタレーション
drawing:ink on paper 240×300mm


0 件のコメント:

コメントを投稿