2011年10月10日月曜日

真坂 亮平 / ryohei MASAKA


名古屋芸術大学でデザインを学ぶ。物事と密接に関係しあう自分と、一歩手目に引いた自分の間を行き来しながら、その微妙な位置で作品を制作している。インスタレーションとして完成した空間は、鳥瞰図のように感情や熱っぽさは感じられず、既製品や造形物が散らばったように配置されている。その空間は、作家が展示スペースと別の場所、そして想像の場所へと往来した痕跡として現れる。インスタレーション作品を制作することの多かった真坂は、今回映像作品を制作する。鑑賞者は、映像というディスプレイ上の1つの世界を俯瞰することによって、作家が制作途上でさまよった相関図上の自分と、俯瞰する自分の間の往来を追体験することになるだろう。
(M・M)



真坂亮平 プロフィール

1980  愛知県生まれ
2006  名古屋芸術大学大学院 修了

2005-6  site scenes Bremen Nagoya Art Project (愛知、ドイツ)
2006  個展 切り取ったロケット (名古屋市民ギャラリー矢田 第一展示室 / 愛知 )
2008  個展 オニガワラウ (トーキョーワンダーサイト TWS-Emerging / 東京)
2010  サテライトスープ (L Gallery,F-1 /名古屋)
2010  STAY -常懐荘にて- (常懐荘/愛知県小牧市)
2010  常滑フィールドトリップ(旧市役所/愛知県常滑市)
2010  個展 THREE FANS (自身のアトリエにて公開/愛知県江南市)
2011  for example (かさはらLaLaホーム/愛知県春日井市)

http://ryoheimasaka.net/




上から
for example : 2010 西山弘洋との二人展での展示風景 インスタレーション
powor_crow_prop:  2010 常滑フィールドトリップでの展示風景 インスタレーション
mountain images_light_down jacket: 2010 STAY -常懐荘にて-での展示風景 インスタレーション
THREE FANS: 2010 自身のアトリエでの展示風景 インスタレーション





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